ダメ男を好きになってしまうと、いつもダメ男に合わせ続けることになるので、自分のレベルがどんどん低下していくことになります。会話の内容のレベルが低下したり、服装が低下したり、教養レベルが低下、周囲に迷惑をかけても何とも思わなくなり、付き合っていく周囲の友達のレベルまでが、どんどん低下するようになります。
人間のレベルは変動する
人間の一生は長いものなので、調子が良い時もあれば、調子が悪い時もあります。極端な例では、昔ヤンキーだった人が芸能人になって年収1億円を稼ぎ出したりすることもあります。また、超一流と言われたプロ野球選手が怪我をして普通のサラリーマンになっていることもあります。
人生において調子が良い時、悪い時があるのは仕方ないのですが、ここで問題になるのは、調子が悪い時にダメ男にコントロールされやすくなるということです。自分の調子が悪いと、どうしても他の人に依存したい気持ちが芽生えてしまいます。救世主のように誰かを求めて、その人の言いなりになってしまいがちです。そうすると、その悪い状況から立ち直るどころか、状況がさらに悪化してしまう可能性もあるのです。
格下の相手を追いかける時
自分よりも格下の相手を追いかけてしまうのは、自分自身の心が弱っている時です。例えば、女性が彼氏と別れて自暴自棄になっている時には、精神的にも弱っているので、誰かと付き合いたいと思って選ぶ男性は、ダメ男である可能性が高くなります。それは、自分自身が弱っているので、ダメ男に対して依存してしまうからです。そうなると、ダメ男にコントロールされることになってしまいます。ダメ男にコントロールされることは、どんどんダメ女になっていきます。
その典型的な例は、ホストクラブで、ホストの男性に夢中になる事で、どんどんダメ女になる女性です。ホストクラブの男性は、女性を夢中にさせることで、『女性からお金をむしり取る』ことを商売をしています。女性からいかにお金をむしり取るかを考えている男性にコントロールされていては、女性はどんどんダメになっていきます。ホストの男性に振り向いて貰うためには、お金をどんどん貢いでいくしかないのです。女性からお金をむしり取っていることを本職としているホストクラブのホストに会話を合わせれていれば、自分の会話レベルが低下していくことは明らかです。
例えば、ホストクラブに夢中になった女性は、親しい友達にもホストクラブのホストの話を「まるで彼氏の話をするかのように話する」ようになるでしょう。その結果、今までの友達も呆れ果てて去っていくことになります。彼氏の話ならまだしも、ホストクラブのホストの話を聞いても何のメリットもなければ、面白みも感じないからです。結果として、さらに孤独感を強めていくことになります。ホストクラブにはまり込んだことで、お金が足りなくなって、風俗業界で働き始める女性も少なくありません。そうすると、周囲が風俗嬢の友達が増えるので、自分のレベルがさらに低下することになっていく悪循環に陥っていくことになります。そして、そこから抜け出すのには、相当の時間を要することになっていきます。
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